日本の小説

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「騎士団長殺し」に見る豊かさについて –騎士団長殺し

騎士団長殺し :第1部 顕れるイデア編 騎士団長殺し :第2部 遷ろうメタファー編 はじめに 「騎士団長殺し」を読むのは2回目です。 初めて読んだとき、「ああ、豊かさってのはこういうことを...
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時間を自分の側につけること - -「ハナレイ・ベイ」映画と原作、「騎士団長殺し」から

村上春樹さんの「東京奇譚集」という短編集に収められている「ハナレイ・ベイ」が、映画化された。 というわけで、今日は映画と原作の「ハナレイ・ベイ」と、最近再読していた「騎士団長殺し」と織り交ぜて感想を書いてみます。 はじめに、...
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居心地の良くない読後感。だからすごい。 - -嚙みあわない会話と、ある過去について

噛みあわない会話と、ある過去について 導入:辻村深月作品について 辻村深月さんの本は好きで、けっこう色々読んでいます。 心理描写がとても秀逸。 はじめて読んだ本はなんだっけ?忘れたけど(忘れたのか)(忘れ...
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梨木香歩再考 - – 僕は、そして僕たちはどう生きるか

僕は、そして僕たちはどう生きるか 梨木香歩著 理論社 話題の吉野源三郎さんの「君たちはどう生きるか」は、まだ読んでいません。 (図書館で予約中なので、また読んだら感想を書きます) そのため、この梨木...
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音楽を言葉で表現する - -蜜蜂と遠雷

蜜蜂と遠雷 恩田陸 幻冬社 直木賞を受賞されて、「ちょっと読んでみようかな」と軽い気持ちで図書館に予約しました。いやあ、待ちました。3年かかりました。待った甲斐は、十二分にありました。あまりに面白くて、...
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本の読み方についての考察 「ねむり」村上春樹

ねむり 村上春樹著 イラストレーション カット・メンシック 新潮社 先月「TVピープル」を読んだときに、巻末にこのもとになる「眠り」が収録されていて、せっかくだからヴァージョンアップした「ねむり」も久しぶりに読...
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我らの時代のフォークロア「TVピープル」村上春樹

TVピープル 村上春樹 (文春文庫) きっかけは「白い道と赤いワイン」 前に読んだ村上春樹さんの「ラオスにいったい何があるというんですか」という紀行文集で、イタリアについて書かれた「白い道と赤いワイン」に イタリア...
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どこにでもある不安を描く –国境の南、太陽の西

「国境の南、太陽の西」 村上春樹 講談社文庫(Amazonのページへ) 久しぶりに「小説が読みたい!」と無性に思って本棚を探したら目にとまったのが村上春樹さんの「国境の南、太陽の西」でした。 「国境の南、太陽の西」は1回しか読ん...
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