久しぶりに手づくりスイーツのお話です。
いやほんとうに久しぶり。
緊急事態宣言が解除されてから、お菓子もつくらなくなった。
▽最後につくったお菓子の記事
その頃に買ったであろう無塩バターがですね、そろそろ賞味期限が迫っていることに気づきまして。
これはいかんと。
というわけで、バター大量消費するべく、久しぶりにタルトをつくることにしました。
季節柄よろしく、ぶどうのタルトです。
ぶどうのタルト
(真上から写した写真もあったのですが、ぶどうが気持ち悪く見えたので没。)
ちょうど種無し巨峰がスーパーで特売だったのですが、特売品だからか、粒の大きさが不揃いだった。(おいしければそれで良し)
ぶどうのタルトは、タルト生地(パート・シュクレ)にアーモンドクリームを敷き詰めて、そこにぶどうを散らせて焼けば完成です。
タルト生地もアーモンドクリームも、バターたっぷりです。(←カロリー)
なので、焼き立てだとタルト生地がサクサク、日が経てば(2〜3日後)全体の味が馴染んできてそれもまたおいしいです。
この焼きっぱなしタルトは、いちじくや洋梨、リンゴなどにも応用が効きます。いちじくの場合は、焼くときにきび砂糖をまぶすとおいしかったり、りんごのときはシナモンを入れても良いですね。
タルト生地とアーモンドクリームをつくる手間は若干あるものの、家でも割と失敗なくつくれるスイーツだと思う。
個人的にロールケーキより全然簡単……(失敗した思い出が)
タルトをつくるのもすごく久しぶりで(久しぶりがいっぱいです)、いろいろアクシデントはありつつ、焼きあがったらそれなりになりました。良かった。
断面はこんな感じ。
ぶどうは皮付きのままで、火を通すと中までぶどう色になります。
ジュワーっと巨峰の旨味がタルトのアーモンドクリームとマッチします。
半分は兄家族の家におすそ分けしました。
そのままだと見た目がちょっと素朴すぎるので、粉砂糖で少しおしゃれに。
コーヒーとも、紅茶とも合います。この日はコーヒーと一緒に。
結び
今思い出しました。
そうだ。6月にはるみチーズケーキも作っていた。
(手づくりスイーツカテゴリではなかったのですっかり忘れていました)
以前ほど熱心にお菓子はつくらなくなったんだけど、たまにつくると手づくりには手づくりなりの良さがあります。
わたしにとって手づくりスイーツは、おうちごはんと似た感覚。
お店で食べる味と、家庭で食べる味では、求めるものが違うのです。
そして家庭で食べる味は、ごはんもスイーツも、ホッとできる素朴なやさしさが大事なんだろうなと思います。
気負わずに、たまにつくってみよう。
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