時計からいろいろ考えてみる。~Nordgreen(ノードグリーン)~

その他
image:https://nordgreen.jp

(記事中の写真は公式サイトからお借りしています)

昨年から北欧に住む日本人の方の動画をいくつか見るようになって、そこで紹介されていて興味を持ったのがNordgreen(ノードグリーン)の時計でした。

シンプルだけど洗練されたデザインと、サステナブルな取り組みに力を入れている。

どちらも北欧のお国柄がよく表れているように思いました。

せっかくなので、こちらのブログでも紹介してみます。

 

Nordgreen

 

Nordgreen(ノードグリーン)は、デンマーク創設の時計ブランドです。

デンマークで馴染みのある苗字であり、英語で「北欧(Nord)」「自然(Green)」を意味しているそうです。

 

ワークライフバランス(仕事・プライベート・睡眠)を大切にすること、自然を大切にすること(環境問題やサステナブルに対する関心が高い)の両輪を掲げています。

 

時計からデンマークを考える。~ミクロからマクロへ~

北欧のものってデザインも素敵で機能的。仕事も、プライベートもどちらも大事にしていて生活の質も高いイメージ。

と、ここまで書いていてむずがゆくなってきました。

北欧といっても、デンマーク、スウェーデン、ノルウェー、フィンランドとそれぞれの国で違いはあるし、ざっくりとしたくくりで勝手にイメージ化してはいけないという気もします。

その国ことを知るのに、大雑把な知識だけで語るのは無知も良いところだと思う。

例えば、自分が生まれ育った日本という国を語ろうとしたら、それがどれだけむずかしいことかよくわかる。

だから、「さすが北欧ブランド」という視点で語りたくないと思いながら、いざ語ろうとするとそういうありきたりな言葉で語ってしまう自分に辟易しています。

 

しかし、一方で。

マクロからミクロを語るのではなく、ミクロからマクロへ視点を拡げることはできないだろうか。

デンマークの時計から、デンマークを見つめる作業を、ここでは試みていくことにします。

そしてたぶんその視点は、企業理念にも通じると思う。

Nordgreenは、腕時計のデザインを通して、デンマークの文化やライフスタイルを世界に発信していくことを掲げているからです。

 

デザイン

image:https://nordgreen.jp

 

Nordgreenの時計は、「デンマークのライフスタイル」を基調にデザインされています。

デンマーク人の有名プロダクトデザイナーであるヤコブ・ワグナーがデザインしています。

かしこまった場所での非日常的空間で付けるお洒落な時計ではなく、日々の忙しい時間やリラックスする時間(デンマークでは”ヒュッゲ”と呼ばれます)、そういったありふれた日常に溶け込んでいる時計。

 

デザインにも、哲学があるんですね。

 

そしてそれは、たぶんつける側にもその人なりの哲学をかたちづくられるのだと思う。

どんなものを身につけるのか、身につけているものにどんな背景や思いが込められているのか。

 

身につけるものに、その人なりの哲学や生き方が込められるという発想は、いままで自分にはなかったので新鮮でした。

Nordgreenの時計は、シンプルだけど洗練されたデザインです。

 

 

サステナブルな取り組みももちろん素晴らしいけれど、その前にまずデザインや機能性が重視されていること。というか、両立させていること。

デザイン・機能性と、サステナブルは両立できないものではないという発想。

 

それは、仕事とプライベートは両立できないものではないというワークライフバランスを大事にする発想にどこか似ています。

どちらも大事。ならば、どちらも両立できる仕組みをつくろう、という考え方。発想の転換。

 

サステナブル

Nordgreenの掲げているもので、サステナブルはやはり外せない。(ちなみにサステナブルは「sustainable=持続可能な」です)

 

北欧では自然保護の取り組みはずっと日常的という印象があります。

自然が身近にあるので、森を散策するのは日常の範囲にある。

 

これは、平地に森があるか山に森があるかの違いとかもあると思います。

日本は森林の多くが山にあります。植生も違う。また台風に地震と自然災害も多い日本では、自然は慣れ親しむ身近な友というよりも畏敬の対象でもありました。

話が逸れましたが。自然に対する距離感とか考え方は、まあ違うのはしょうがないとして。

 

Nordgreenさんは、そういったこと(サステナブルな取り組み)を割と熱心にやっています。

北欧の会社を比較するのは情報不足でむずかしいんだけれど、それを売りにして海外へ発信できるほどにはやっています。

 

そして、それは変な「私たちこんなにやっています!」という企業アピールというよりは、「そういうのやるのって大切なことだからやるし、それをちゃんと情報発信しているよ」という印象。

 

自分たちの生活の質を保つこと(ワークライフバランス・時計のデザイン)と、自然を大切にすること(サステナブルな取り組み)は両立するものという発想。

 

そして、それは企業が顧客に見えないところだけでやるんじゃなくて

顧客にも商品購入の一部を寄付というかたちで「参加」してもらうこと。

そのために、購入した時計についたシリアル番号から、顧客は「自分で」どの慈善活動へ寄付するか選ぶことができます。

大きく3つの社会貢献プログラムから選べます。

  • 健康・衛生(清潔な水の供給)
  • 教育(未来を担う子供達への教育の提供)
  • 環境(熱帯雨林の保護)

デザインに込められている哲学は、こんなところにも繋がっているんですね。

 

色々書いてみたけれど、もっと簡単に。柔らかく。

なんか小難しいことを色々書いた感もありますが

「この時計のデザイン好きだな」「素敵だな」

と思って買うだけでも、全然良いと思います。

 

ファッションは、インスピレーションも大事。自分が気に入ったデザインの時計なら、全然OK。

購入して「あ、寄付できるんだ。じゃあついでにやっておこうかな」というくらいの軽い気持ちでいいんだと思う。

別にサステナブルに関心がなくても、きっとそんな気軽なところから始まることもあると思う。

 

個人的には、「身に付けることに哲学を持つ」人よりも、「デザインの素敵なものを身につけたい」人が、気軽に貢献できることのほうがずっと大事です。だって絶対数は、後者のほうが多いに違いない。

そういう仕組みづくりを実践しているブランドでもあると思います。

 

ちょっとだけ商品の情報

 

メンズとレディースと分類されていますが、ユニセックスなデザインです。

レディースをチェック
メンズコレクションをチェック

お値段は2万円台~

 

最大の特徴は、ストラップが着脱可能だということ。

そのときの気分や場面に応じて、バリエーションは自由自在です。

このストラップのバリエーションが豊富すぎるのも魅力のひとつ。

 

ヴィーガンさん向けのものから、海洋廃棄物を利用したリサイクルポリエステルで作ったナイロンストラップまで。もちろんレザー(イタリア製本革)もあります。色も素材も多種多様。

 

 

贈り物にも良いし、ストラップがくたびれてきてもストラップだけ買い直せばいいから時計本体は長く使えます。

購入から2年間(24ヶ月)保証付です。

日本でも2020年4月から全国のショッピングモール、時計専門店で少しずつ実店舗が広がっているようです。

 

▽こちらのページで具体的に商品を紹介しています。

▽ストラップについては、こちらで。

 

 

 

結び

わたし自身はそんなに「北欧好き好き!」って人ではないのですが、デザインやライフスタイルは最近関心が高まってきました。

 

今回時計をきっかけに色々考えることができたのは、面白くて(でもむずかしくて)楽しかったです。

もちろんこの記事をきっかけに、Nordgreenさんの時計に興味を持っていただけるともっと嬉しいです。

ここまでお付き合いくださいましてありがとうございました。

 

関連情報

▽Nordgreen(ノードグリーン)の公式ホームページ

▽関連記事

▽デンマーク繋がりで、ヒュッゲについて

 

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