前田珈琲のオムハヤシはオムライスなのか

オムライスの親戚
スポンサーリンク

京都には老舗のカフェがいくつかあります。

前田珈琲もそのひとつ。

昔ながらのレトロ感がかえって新鮮で、どこか懐かしくて落ち着ける、京都の街並みに似合うカフェのひとつです。

前田珈琲で気になっていたのが、「オムハヤシライス」。

これまでこちらのお店でパスタは食べたことがあったのですが、やはりオムライス好きとしては一度は食べておきたいとずっと思っていました。今回やっと機会がめぐってきました。

というわけで、今日は前田珈琲のオムハヤシのお話です。

 

スポンサーリンク

前田珈琲とは

1971年創業の京都の烏丸に本店のある、老舗の喫茶店です。

フード、お菓子類はすべて手づくり。お菓子、コーヒーなどは店舗やオンラインショップで購入することもできます。

今回わたしが訪れたのは、烏丸にある本店です。

このほか、京都市内にいくつか店舗があります。

コーヒーも食べ物もとってもおいしいです。

 

オムハヤシを注文

今回はオムライスの記事なので、オムハヤシのほうにいきましょう。

▽メニューです。上部に大きく写真が載っています。

前田珈琲は、フードメニューも種類豊富です。今回は取り上げませんが、サンドイッチやパスタもあります。

赤味噌ハヤシライスは人気メニュー。

前田珈琲の人気メニュー”オムハヤシ”。祇園たに本監修のレシピで作ったソースには、京都の西京味噌を使っています。国産牛バラ肉と、玉葱の甘みが絶妙です!(メニューより)

「祇園たに本」とは、祇園にある割烹のお店なんですね。

▽調べてみたら、ホームページはなかったので食べログのページ。

うーん、これは期待が持てそう。

お値段は900円。(ハヤシライスは800円)
サラダセットはプラス150円。ドリンクセットはプラス150円です。

やってきました。オムハヤシ!
このブログのオムライスの定義でいうと、ふわとろオムライス? なのか??

断面。予想はしていたのですが、なかはふつうの白いライスです。

卵は表面は半熟ですが、比較的火はよく通っているほうです。

赤味噌仕立てのハヤシソースは、うーん、やはり絶妙という言葉がふさわしい。

言われないと味噌が入っていると気づかないと思うんですが、ふつうのハヤシライスと比べてコクがあります。重くないんだけど、味わいに深みがある感じ。ちょっとお昼から洋食は重いなあということにはなりません。

もちろんふつうのハヤシライスでもいいんだけど、カレーに卵を入れるとちょっとスペシャル感が増すように、オムハヤシはちょっとスペシャルな感じです。見た目もちょっと華やか。

食べて豊かな気持ちになれるオムハヤシでした。たぶん、前田珈琲のお店の雰囲気も相乗効果がありそうです。食べるお店の雰囲気ってとっても大事。

オムハヤシはオムライスか、ハヤシライスか。

さて、ここで疑問が。

「これはオムライスなんだろうか、ハヤシライスなんだろうか」

これまでにも、オムハヤシは食べたことはありました。

わたしがよく食べるオムハヤシは、オムライスにハヤシライスソースがかかっているものです。

オムライスのなかは、バターライスだったり、ケチャップライスだったり。

これまでわたしは「オムハヤシ=オムライス」という認識だったのですが、今回のオムハヤシを食べて、ああこれは自分のなかのオムライス観を軌道修正する必要があるなと感じました。

なぜ前田珈琲のオムハヤシは白いライスなのか。

それは、ハヤシライスの派生としてオムハヤシがあるからです。

つまり、これはハヤシライスがメインで、オムは脇役です。

これまでわたしが思ってきたオムハヤシは、オムライスがメインで、ハヤシソースが脇役。
主役と脇役が逆だった!

勝手な推測なのですが、あくまでこの赤味噌仕立てのハヤシソースを楽しんでもらおうとするのであれば、バターライスや、ましてケチャップライスは邪魔になります。このソースはそれだけでも十分おいしい。白いライスこそ、ベストパートナーなのです。

つまり、そう。前田珈琲のオムハヤシは、ハヤシライスです。

 

でもオムも捨てがたいよね。出した結論。

しかーし、せっかくオムライス好きとして紹介するのですから、このまま捨て置くのはあまりにもったいない。

でも、これはもはやうちの分類ではオムライスとは言えない。

じゃあ新しいカテゴリを作ればいいじゃん。

というわけで、オムライスではないけれどオムライスに近い存在として、「オムライスの親戚」という分類をつくることにしました。(ちょっとネーミングがしっくり来ていないので、他に良いアイデアが思いついたらまた変えます)

以前紹介した金沢の「ハントンライス」も、オムライスによく似ているけれどオムライスではないのでこの分類に入ります。

いやあ、なんかスッキリした。ハントンライスも「これ、オムライスじゃないのに、オムライスに分類していいのかなあ」と実はもやもやしていたのです。

近々オムライスの分類の記事も更新しなくてはいけません。

前田珈琲のオムハヤシのおかげで、なんだか楽しみがまたひとつ増えました。

 

関連情報


前田珈琲 室町本店
〒604-8151 京都府京都市中京区橋弁慶町 烏丸西入ル橋弁慶町236番地 蛸薬師通
TEL:075-255-2588
営業時間:7:00〜19:00/無休
アクセス:阪急京都線「烏丸」駅、地下鉄烏丸線「四条」駅より徒歩5分

▽前田珈琲のホームページ

▽前田珈琲のスパゲッティーメニューの記事

 

結び:前田珈琲はコーヒーもおいしいです。

食後にはコーヒーをいただきました。

「龍之介」という名前のコーヒーです。(渋い!)

オムハヤシの器もそうでしたが、器もひとつひとつ凝っています。店員さんもとても親切で、お店の雰囲気全体が和み癒される空間です。

 

コメント