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一人称だから見えてくること「キャッチャー・イン・ザ・ライ」サリンジャー 村上春樹訳

キャッチャー・イン・ザ・ライ J.D.サリンジャー 村上春樹訳 サリンジャーの有名な著作。 「ライ麦畑でつかまえて」というタイトルで目にした方も多いのではないでしょうか。 ライ麦畑でつかまえて 野...
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読書のはじまりは「赤毛のアン」だった。

今日は読書のはじまりのお話。 わたしは今でこそ「趣味は読書です」と言うようになりましたが 実は小さい頃は本の虫ではなかったのです。 というか、本はほとんど読まない子どもだった。漫画のほうが好きな子どもでした。 ...
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逃げることの効用「青空と逃げる」辻村深月

青空と逃げる (単行本) 今回は辻村深月さんの「青空と逃げる」です。 この本はタイトルの通り、”逃げる”ことがひとつの大きなテーマになっています。 本を読んだ感触をもとに、ほかの作品(辻村本以外)も引用しながら、"逃げ...
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「騎士団長殺し」に見る豊かさについて –騎士団長殺し

騎士団長殺し :第1部 顕れるイデア編 騎士団長殺し :第2部 遷ろうメタファー編 はじめに 「騎士団長殺し」を読むのは2回目です。 初めて読んだとき、「ああ、豊かさってのはこういうことを...
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時間を自分の側につけること - -「ハナレイ・ベイ」映画と原作、「騎士団長殺し」から

村上春樹さんの「東京奇譚集」という短編集に収められている「ハナレイ・ベイ」が、映画化された。 というわけで、今日は映画と原作の「ハナレイ・ベイ」と、最近再読していた「騎士団長殺し」と織り交ぜて感想を書いてみます。 はじめに、...
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居心地の良くない読後感。だからすごい。 - -嚙みあわない会話と、ある過去について

噛みあわない会話と、ある過去について 導入:辻村深月作品について 辻村深月さんの本は好きで、けっこう色々読んでいます。 心理描写がとても秀逸。 はじめて読んだ本はなんだっけ?忘れたけど(忘れたのか)(忘れ...
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梨木香歩再考 - – 僕は、そして僕たちはどう生きるか

話題の吉野源三郎さんの「君たちはどう生きるか」は、まだ読んでいません。 (図書館で予約中なので、また読んだら感想を書きます) そのため、この梨木さんの「僕は、そして僕たちはどう生きるか」は「君たち...
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音楽を言葉で表現する - -蜜蜂と遠雷

蜜蜂と遠雷 恩田陸 幻冬社 直木賞を受賞されて、「ちょっと読んでみようかな」と軽い気持ちで図書館に予約しました。いやあ、待ちました。3年かかりました。待った甲斐は、十二分にありました。あまりに面白くて、...
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本の読み方についての考察 「ねむり」村上春樹

ねむり 村上春樹著 イラストレーション カット・メンシック 新潮社 先月「TVピープル」を読んだときに、巻末にこのもとになる「眠り」が収録されていて、せっかくだからヴァージョンアップした「ねむり」も久しぶりに読...
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既視感 「浮世の画家」カズオ・イシグロ

浮世の画家 カズオ・イシグロ著 飛田茂雄訳 カズオ・イシグロ5冊目です。 これ、原文は英語なんですよね。訳者あとがきに、翻訳についての考察が書かれています。 「日の名残り」もそうなん...
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